防水施工 WATERPROOFING
施工の種類
塩ビシート防水
塩ビシート防水(機械固定工法) は、多少傷んだ下地でも簡単な下地処理のもと施工が可能で、日光による紫外線や熱に対して高い耐久性を誇ります。
時間とコストを抑えた施工を実現し、ビルやマンションの屋上、ベランダやバルコニーといった屋外環境に適しています。
紫外線や熱に強く
高い耐久性を誇る
太陽による紫外線や熱、オゾンに耐久性を発揮し、屋上などの施工にも最適です。
鳥害被害を受けにくく
穴開きリスクが低い
高い強度で穴が開きづらく、鳥の啄みによる穴あけ事故のリスクを抑えます。
難燃性に優れ
火災時のリスク軽減
難燃性かつ自己消火性により、一旦火を取り去ればその後燃え続けることはありません。
- 工期・費用ともに抑えたい
- 高い耐候性・耐久性を要する
- 複雑な形状なく、広く平らな場所を施工
ポリマーセメント系塗膜防水
下地に多少の湿気があっても施工が可能で、継ぎ目のないシームレスな仕上がりを実現します。
有機溶剤を使用していないので人や環境にやさしく、難燃性であるため燃え難く安全です。
ジョイントのない
シームレスな仕上がり
施工面の凹凸や複雑な形状に対応し、造膜後は仕上げ塗装による意匠性も確保します。
下地の状態を選ばない
優れた施工性
水分を含む下地にも対応し、高温・湿潤条件下でも強い接着力を誇ります。
耐候・耐久性に優れる
高い耐候・耐久性の塗膜を形成し、長期にわたり防水性能を保ちます。
- 費用を抑え、一般的な防水性を確保したい
- 複雑な箇所や凸凹な形状を施工
- 下地に水分を含む
ウレタン防水
下地の形状に馴染みやすく複雑な場所にも対応し、塗布材が硬化することで弾性・摩耗性に優れた防水膜を形成します。
熱帯の酷暑や寒冷地にも耐性があるので、屋根の雨漏り修理やビルの改修防水工事にも適しています。
下地の形状を選ばず
シームレスな仕上がり
下地の形状に馴染みやすく、施工面に凹凸や複雑な箇所に対応します。継ぎ目のないシームレスな仕上がりです。
施工・メンテナンス
費用を抑える
塩ビシートやFRP防水に比べ、施工・メンテナンス時の費用を抑えられます。メンテナンスは5,6年ごとに行います。
既存の防水層の上に
重ね塗り可能
シート防水のように既存の防水層を撤去して施工する必要がなく、洗浄・補修後に重ね塗りでの対応が可能です。
- 費用を抑え、一般的な防水性を確保したい
- 別の防水材の上から重ね塗る
- 下地に水分を含まない
FRP防水
FRPとは「繊維強化プラスチック」（Fiberglass Reinforced Plastics）の略称で、ガラス繊維等の強化材で補強されたプラスチックのことを言います。
軽量かつ強靭という特徴を持ち、耐熱性・耐食性・耐候性に優れます。
さらに塗膜の硬化速度が速いため、何層も塗り重ねる仕様でも1日で施工を完了させることが可能です。
強靭な防水層を形成
浴槽や船体に用いられるほど高い防水性を発揮し、住宅のバルコニー、ベランダにも多く使用されます。
軽量で高い強度を誇る
プラスチック素材なため非常に軽い上に強度があり、人の出入りが頻繁な場所や駐車場の用途に最適です。
短期施工を実現
塗膜の硬化速度が早いので、ベランダやバルコニーの施工は1,２日で仕上がります。
- 高い防水性能が必要
- 人の歩行や車両走行を想定
- 短期施工を希望